ブラックパティーナEXのワックス実験
こんにちは、だぶです(*^-^*)
寒くなってきたので腰痛が出ないように無理せずやらせてもらってます。
ショップの木枠もお休みしておりますが時期にリニューアルをして再開すると思います。
さて今回は前回ちょっと触れていたブラックパティーナで染めた作品を2種類のワックスをかけた結果を比較するといった感じになります。
簡単ですがステンドグラスのテストパーツを用意しました。
2つともブラックパティーナEXで染めました。洗浄などは一切していない状態です。
左をポリワックス、右をフジワックスで処理します。
今更ですがテストパーツの色をもっと替えたら良かったですね
↑のガラスにポリワックスをなるべく摩擦がないようにポンポンとぬっていきました。この時点では色落ちはしておりません。
↑のテストパーツにフジワックスを筆でさっと塗っていきました。
両方のテストパーツを一度乾燥をさせるため1時間程おいておきます。
1時間程経過
両方のテストパーツを一度軽く洗浄をします。
今回は色落ちを考慮してやさしく洗うといったことはせず、あえて普通に柔らかいスポンジでガラスもハンダ面もさっと洗いました。
ポリワックスで塗ったほうはムラムラに色落ちしております。
こちらもポリワックスの方でちょっと拡大しております。白くなっているところが色落ちしてしまった箇所です。普通に処理をするとこうなってしまうので問題のある薬品だなと常々思っております。
こちらフジワックスで仕上げたテストパーツを洗浄したものになります。ぱっとみて色落ちは目立たないですね。正直この結果にかなり驚きました。
拡大をしてみても色落ちはほぼないといって問題ないかと思います。もう一度ワックスを塗ると艶も出ます。
以上、実験の結果となりました。
今回からいえることはワックスの性質の違いはかなり大きいといえることです。
全然違うかもしれませんが私の印象としてはポリワックスは油膜、フジワックスは樹脂膜といった感じです。
教室に通われていて強力なパティーナを購入できる方は正直どちらのワックスでも問題ありません。家で一人でやっていて強めのパティーナを購入ができる場所がない方はフジワックスのほうをお勧めいたします。
パティーナ処理で悩まれている方、色落ちが出るパティーナに対してはフジワックスはかなり有効なワックスだと思いますので一度お試しいただければと思います。
それでは本日もお読みいただきありがとうございました(*^-^*)
2024/12/21