ローズボーダー完成に向けて2
すこ~し日が空いてしまいましたが前回の続き、ローズボーダーデザインの下部補強から説明をしていきます。
仮補強は早めにやっておくことで色々角度を変えてハンダ付けをする必要がある立体ハンダにおいてフォルムが崩れる予防ができます。
補強はどれくらいやったら良いか?ということですが、感覚的に製作途中の物がふわふわしていたら補強が足りてない感じがするのでもう少し補強を足せないか考えてみます。
とりあえず下部口まわりの補強から行います。
今回は1.2mmくらいの銅線で作業を行いました。当然太い銅線のほうが強度は上がりますが、カーブが多いデザインだと曲げるのが難しくなるため実際は自分の技量と相談しつつの選択になります。
大体中央に銅線が来るように点付けをしつつ一周這わします。やりにくいようなら途中カットをしても大丈夫です。
一周這わしたら今の段階で綺麗に仕上げなくて大丈夫です。実際仕上げるのは裏表のハンダが終わった後になります。
下部の補強が終わったらランプ裏側、内側のハンダを行うのでその時に別の銅線を使った補強を考えているならば一緒にやっておくといいでしょう。実際はこのくらいの小さいサイズではあまり考えなくても大丈夫かと思います。
裏が終わったら表のハンダ作業を行います。当然水平を取りつつハンダ作業を行っております。
表面のハンダ作業が大体できたので薄くハンダ付けを施したメッシュキャップをハンダで固定しました。
キャップは取り付けると結構強度が上がるのでもっと早めに付けても良いかと思います。
あとは下部口まわりのハンダを整えてハンダ作業は完成となります。
洗浄後パティーナ処理で黒染めをしてワックス処理を行います。
以上で完成といった流れとなります。
ざっくりとですが軽く説明をさせていただきました。まあランプ制作は大体同じ工程なので過去の記事なども参考になることもあるかもしれません。
今年の冬にでもちょっとまたランプ作りたいな~って思っていますので、もし制作出来そうならまた記事にしたいと思います。
それではお読みいただきありがとうございました(*^-^*)
2023/08/16