ナギットガラスに銅テープを巻く
こんにちは、だぶです。
今回は前回の記事の銅テープ関連の繋がりでナギットガラスに銅テープを巻くことについて触れてみようと思います。
ナギットガラスに銅テープを巻くことは割と普通ですが、僕はこんな風にやっていますよという紹介になります。いつものように参考程度にお願いします(*^-^*)
今回使用したのはBUF1311のクリア/クランベリーピンクの手作りナギットガラスです。こうやってみると色が大分違うように見えますね…。写真難しいなあ(;一_一)
さて、早速ナギットガラスに銅テープを巻くのですがその前にルーターにかけます。
しっかり油分を取れば銅テープを巻けなくはないのですが、掛かりが悪く滑りやすいんですよね。
ただ、ナギットガラスを研磨したことがある人は分かると思いますが、削っては回し削っては回しみたいに研磨をするとガタガタして研磨面が美しくない仕上がりになりませんか?
あまりにガタガタした仕上がりになっていると銅テープを巻いた時にそれが雑な処理に見えてしまうことがあります。
じゃあどういう風にしたらいいの!ってことで実際に見ていきましょう。
ルーターをかけるときの位置というかポジションは下の画像のような感じでやっています。ルーターの研磨刃と右手人差し指の間にナギットガラスを挟み込むような感じです。人差し指は動かさず固定します。
飛んでいかないように意識をしつつ支えて研磨刃と人差し指と親指で三角形を作るようなイメージです。
親指を下の矢印の方向にスライドさせるとルーターの刃の回転に逆らわず、ナギットガラスの側面が軽く研磨されます。注意点としてはナギットガラスを研磨刃に押し付けないこと。親指はナギットガラスが浮き上がらないように意識をしてやさしく添える感じです。
親指をなるべく長いストロークでずらしてあげると均一に側面が研磨されるので綺麗な仕上がりになりやすいです。
親指をスライドさせてナギットガラスをその場でくるくる回す感じでしょうか。
親指をぐ~とのばしてナギットを回転させる。何回か繰り返し側面が軽く研磨されれば大丈夫です。
綺麗にルーターをかけるとテープも巻きやすいです。しっかり乾かして銅テープを巻いていきます。
今回使用する銅テープはEB3/16"、うちでは標準指定にしているものです。
銅テープはあらかじめ玉のサイズに合わせて切ってしまいます。こちらのナギット玉だったら1.4cm~1.5cmとかなのでざっくりでいいので円周率3を掛け、+5㎜くらい足してあげて5cmくらいでカットしちゃいます。
剥離紙をはがして、このように削った面が真ん中になるように配置して銅テープを巻いていきます。
ということで綺麗に巻けました(*^-^*)
まあこれでもいいんですけど、どうせなのでもう少し手を加えて綺麗にしてみます。
簡単に言うとナギットガラスのサイズに対して銅テープの幅が広すぎるので銅テープの幅を少し調整してあげます。上のナギットガラスだとちょっとだぶついてる感じがしますよね。
これはそんなに手間がかかることではなく、先ほど5cmで切った銅テープから1㎜幅ほどハサミで切ってあげるだけです。
こんなものかな~?って合わせてみて良ければ巻いてあげます。使用するナギットガラスが小さければ小さいほど銅テープの幅も狭くなっていく傾向にあります。
削った面から上下1㎜ずつも掛かっていれば大丈夫でしょう。
巻いた後はヘラでしっかりシワをのばしてください。
これでいい感じに巻けました♪強度はそんなにないので負荷がかかる使い方をする際は注意が必要ですが。
ナギットガラスの銅テープ巻きについて今回は紹介をさせていただきました。少し慣れの要素も必要なので最初は上手くいかないかもしれませんが参考になれば幸いです。
それではお読みいただきありがとうございました(*^-^*)
2022/02/20