手作りステンドグラスのインテリア、小物、雑貨、材料の販売

 W3-Stained Glass

木と猫のサンキャッチャー

木と猫のサンキャッチャー
木と猫のサンキャッチャー

ステンドグラスのカット済みキット、木と猫のサンキャッチャーの紹介になります。

こちらは月と猫のサンキャッチャーのシリーズとして作りました。

全体的なイメージはなるべく”木”というイメージで。葉は3種のグリーン系のガラスを使用しています。

2匹の猫は何か物語を想像していただけるような感じにしてみました。

作ってる途中で秋色とか夜のシルエットみたいなパターンもいいかも~とか思いましたがそれはまた今度(*^-^*)

使用ガラスのご紹介

ステンドグラスで使用しているガラスは主に海外で作られているものになりますが、常に安定して入荷が行われるわけではないため『ない時はない!』です(笑

状況によってはもしかしたら全然異なるガラスを使用することもあるかもしれませんが、上の見本品で使用しているガラスの紹介をさせていただこうと思います。

葉の箇所には3種のグリーン系のガラス。

葉のもこもこした感じとガラスの綺麗な感じを出せたらということでウィズマークのガラスをチョイス。

EM-4925
EM-4925
EM-4907
EM-4907
WF316
WF316

幹にはココモのKR715を使用。このガラスは販売用の月と猫のサンキャッチャーでも使用しています。

光が入るとやっぱり綺麗だなと思います。

KR715

猫のガラスには紫系のガラス、パープルとラベンダー。

EM-4134
EM-4134
EM-4218
EM-4218

あと背景というかボーダーというか、補強を兼ねた外周のピースにはF-01、フローラガラスのクリアを使用。少し厚みのある4㎜規格のガラスになりますが綺麗なのでとても使いやすいガラスです。

F-01
F-01

ぶら下げている赤っぽいピンクのガラスはブルザイガラスをフュージング技法で加工をしたもので、それを穴あけをして吊り下げ金具を取り付けたものになります。こちらはまあ細かいことは割愛させていただきます。

制作工程

カット済みキットをご利用いただいている方に少しでも参考になる制作工程をお届け出来たらと思います。

こちらのキットには

  • カット、研磨済みのガラスピース
  • 吊り下げ用銅線金具2個、尻尾の銅線金具1個
  • 図面2枚
  • 制作の手引き
  • ぶら下げ用のアクセサリー用ガラス

が含まれております。

道具、消耗品は含まれていないので別に用意する必要があります。

木と猫のサンキャッチャー制作工程1

すべてのピースに銅テープを巻いていきます。巻いたら元の位置に戻す、もしくはもう一枚の図面に並べてください。

今回見本で使用した銅テープはEB3/16、厚みのあるガラスにはEB7/32になります。

木と猫のサンキャッチャー制作工程1

銅テープが巻けたらハンダ作業に入ります。フラックスを塗り、位置調整をしたら隣接するピースを点付けで仮止めしていきます。

木と猫のサンキャッチャー制作工程2

仮止めができたら表面、裏面とハンダを盛っていきます。

木と猫のサンキャッチャー制作工程3
木と猫のサンキャッチャー制作工程4

最後に側面を整えます。ポンポンとたたくようにほんの少し盛る感じで仕上げると見栄えの良い仕上がりになるとおもいますが、細かい角度調整が必要なので少し難しめの作業になります。

難しいようならば薄く塗る感じでも問題ありません。

木と猫のサンキャッチャー制作工程5

◇任意でのプラスアルファの作業

ステンドグラスで小物作りをしていて、しっかり作ったつもりでも妙にぐらぐらと動くような仕上がりになったり、銅テープが簡単に破れたりしてしまうことがあります。

原因は色々と考えられますが普通に作ってそれらを完全に防ぐというのは難しい話です。

あぶないかな?と予想ができる箇所にはあらかじめ補強を行い対策をすることがあります。

今回の作品ではやらなくても即落下するというようなことはないですが一応補強例を。

例えば上部の銅線金具と本体とのつなぎ目を少し強度を上げようと思った場合、その付近に細い銅線ワイヤーを忍ばせたりします。

イメージとしては一部の銅テープにかかる負担をもっと広い範囲で支えるといった感じでしょうか。

木と猫のサンキャッチャー制作工程6
極細ワイヤーを這わせる
木と猫のサンキャッチャー制作工程7
ハンダをのせ埋め込む

Point!

空間のある箇所のハンダ作業では表面張力でハンダのたまりができてしまうことがあります。

今回は下の画像の赤丸付近ができやすかったりします。

木と猫のサンキャッチャー制作工程8

このようなたまりができやすい箇所はコテ先が入りにくい箇所であることが多いです。

コテ先が入らない時は裏から(下から)コテ先をそっと当て、ハンダを下に吸いだすように落とします。(時には軽く息を吹く)

木と猫のサンキャッチャー制作工程1
木と猫のサンキャッチャー制作工程1

本体のハンダが終わったら銅線金具を取り付けます。

銅線金具は大体の場合、先にハンダでメッキ状にしておくと次の作業が楽になります。

木と猫のサンキャッチャー制作工程1

フラックスを塗りハンダでコーティングしていきます。フラックスはすぐ蒸発してしまうのでこまめに塗ってハンダをのばしやすくします。

木と猫のサンキャッチャー制作工程1

塗り終わったら位置を合わせます。

木と猫のサンキャッチャー制作工程1

埋める感じで付けてしまいます。ざっくりで大丈夫です。

木と猫のサンキャッチャー制作工程1

下部も同様に付けます。

尻尾は位置をなんとなく合わせほんとに軽くつければ大丈夫です。尾の先をちょこんと盛ると見栄えがよいですね。

木と猫のサンキャッチャー制作工程1

完成したら一通りハンダのでっぱり等がないかを確認して、良ければ洗浄を行います。

私はスチールウールで先に全体を軽く磨いてから中性洗剤で洗いました。

スチールウールを使う場合は力を入れすぎないように注意してください。

木と猫のサンキャッチャー制作工程1

洗うとピカピカになりますね~。しっかりと水気をとってお好みの色に仕上げます。

今回私はシルバー仕上げなので水気がまったくない別のタオルでしっかりとからぶきをしました。

あとはワックス処理をしっかりと行います。

木と猫のサンキャッチャー制作工程1

最後にラジオペンチ等でマルカンを開き、赤い吊り下げアクセサリーを付けて再びマルカンを閉じたら完成です。

木と猫のサンキャッチャー制作工程1

まとめ

  • カット済みキットでは道具、消耗品(銅テープ、薬品、はんだ等)は含まれていないので別に用意する必要があります。
  • カット済みステンドグラスキットの販売はこちら
  • 銅テープはEB3/16、厚みのあるガラスはEB7/32辺りがお勧め。
  • 銅線金具は先にコーティングをしておく。
  • コテ先の入らない箇所にハンダのたまりが出来たら裏から落とす。
  • 補強は任意で行う。

ピース数は15、ガラスの厚みが結構違うガラスが多いので銅テープ巻きが少し難しいかもしれません。ただ全体的な難易度は高くはないのでよければチャレンジしてみてください。

猫好きの方へのプレゼントでも良い気がします!

それではお読みいただきありがとうございました(*^-^*)

2021/11/23