ステンドグラス材料販売、ランプ、パネル、小物、テラリウム等の制作

 W3-Stained Glass

手作りモールド

手作りモールド

結構前になりますがこちらの記事でワーデンモールドの廃盤のお知らせをさせて頂きました。

そのまとめでこのように書きました。

もう少し世の中が落ち着けば別の会社から新しいモールドは作られることもあるでしょう。とりあえずワーデンの小型のランプ制作、もう作れないなんてさみしいので(現在使用しているモールドはありますけど)なんとか出来るように考えてみようと思います。

うまくいったらまたご紹介します。

実はまじめに考えててたまに実験的に作ったりしつつ、なんとかモールドとして使えそうかな?といったところまできました。

素材はFRP樹脂。ガラス繊維と樹脂を複合して固め、強度を向上させた強化プラスチックとのことです。こういう物があることは知っていましたが使うのは初めてです。

ステンドグラスモールドとして使えそうな素材、個人で作れそうな材料としてたどりついたのがこちらでした。

オデッセイモールドもFRP樹脂ですし悪くないはずです(上面は耐熱塗料処理をしているかもですが)

まだ実験途中になりますが上面にFRP用の白のトップコート樹脂を塗布してみたところ、ペーパー掛けが甘いせいか塗料のスペックがそんなものなのかはわかりませんがテープの粘着で持っていかれることが多く、いっそ何もないほうがいいかなと思っているところです。

現段階の完成予定図としては塗装なしのガイド線(ワーデンの型紙を貼りやすいように)をいれた感じにしようかな~といったところです。

手作りモールド

とりあえず試験的にできたモールドにワーデンのバラのデザインの型紙を貼り、ランプを作っていますが元祖発泡スチロール製よりも両面テープでの制作がやりにくいです。オデッセイモールドと作業感は近いかなと。

両面テープを大きめに切るか、ステンドグラス用製品のGLASSペタットのような練りけしのような素材でくっ付けるのが良さそうです。

手作りモールド

ちなみにGLASSペタットの代替品としてKokuyoのひっつき虫という製品を試しています。正直結構いいんじゃないかな?って思っていますがとりあえずハンダの熱が入ったときにどういった感じになるか等また調べてみたいと思います。

引っ付き虫

100均に類似品もありますが紙離れがKokuyoさんの製品のほうがいい気がしています。まだ途中なんで後処理はわからないのですけど。

粘着タック
引っ付き虫
紙に残る粘着

上でもちょっと触れましたが図面を貼りやすくするためのガイド線みたいなものがいれれたらなあと思っていますが実際どこまで正確なラインが描けるかもわからないのでその辺が問題といったところです。

正確な中心が出せたらあとはコンパスのようなものでいけるんじゃないかなと思っていますが正確な中心を出すっていうのがアナログ作業だと割と難しいのですよね…。

とりあえず現段階はこんな感じということで。興味がある人はせかしてください(笑

それではお読みいただきありがとうございました(*^-^*)

2021/09/20