チューリップのサンキャッチャー
今回はカット済みキット、チューリップのサンキャッチャーです。
以前クラシック風チューリップのサンキャッチャーの時に軽く触れましたが、改めてキットとして作ってみましたので紹介をさせていただきます。
全体のサイズは縦横約15㎝弱、24ピースの構成となっています。不透明系の対象物に数種類のクリアガラスを使った背景というすっきりとしたスタイルにしました。
細いラインや細かいピース、カーブも多くあるため少し難しく感じるかもしれませんがやることは同じです!よかったら作ってみてください(*^-^*)
使用ガラスのご紹介
ガラスの入荷状況によって使うガラスが異なることもありますが、使用したガラスの紹介をさせていただきます。
赤い花に使用したガラスはSP357-1SとSPF151RR。SP357-1Sは廃番予定のガラスですので在庫がなくなったら近い色合いのガラスになります。
黄色の花にはココモ社、KO714。単色のイエローです。
葉には同じくココモ社のKO217と、ユーインガラスJY00-202を使用しております。
背景は画像では少しわかりにくいかもしれませんが3種類のクリアガラスを組み合わせて使っています。
旧スペクトラム社のSP100RR(在庫がなくなり次第オーシャンサイドグラスタイル社のSPF100RRに変更予定)、旧SP社のSP100H(ショップでの販売はとりあえずしていません)、ココモ社KR006の3種です。
制作工程
カット済みキットをご利用いただいている方に少しでも参考になる制作工程をお届け出来たらと思います。
キットでは研磨済みのガラスピースと吊り下げ用銅線パーツが2つと麻紐が1本、図面が2枚入っています。
まず研磨済みのガラスピースを取り出します。下に図面がもう1枚入っているので取り出しておいてください。
すべてのピースに銅テープを巻いていきます。ガラスピースは粘着剤で固定しているので1枚ずつはがして銅テープを巻きます。
巻き終わったら元の位置に戻すかもう一枚の図面に新たに置いてきます。銅テープは裏地が黒のブラックフォイル、3/16の幅を想定しております。
すべてのピースに銅テープが巻けたらハンダ作業に入ります。
まずは全体が動かないように仮止め作業を行います。筆を使ってフラックスを塗り、位置を調整したら隣接するピースをハンダで固定していきます。
仮止めができたらハンダを盛り上げていきます。ふっくらかまぼこ型が見栄えの良い基本的な形とされているのでそれを目指すとよいでしょう。出来たら裏面も同様にハンダをしておきます。
表、裏とハンダが漏れたら側面を整えていきます。側面はこまめに角度を変えつつ、ぽんぽんと叩くようにほんの少しだけハンダを盛れると見栄えが良く仕上がります。
少し難しいようならば塗り残しのないように薄くハンダをのばしておくだけで大丈夫です。
吊り下げ用の銅線パーツを取り付けます。銅線パーツは付ける前に全体を薄くコーティングをしておきます。
コーティングが出来たら図面の取付け位置を確認して裏側のライン上にハンダで固定をします。
なんとなく固定ができれば大丈夫です♪
全体のチェックを行い問題がなければ洗浄をしてお好みで染色作業をしてください。
ワックスをかけ、吊り下げ紐を結んでもらったら完成となります。
お読みいただきありがとうございました!
まとめ
- カット済みキットでは道具、消耗品(銅テープ、薬品、はんだ等)は含まれていないので別に用意する必要がある。キットはこちらから
- コンパクトサイズガラスで作られる方は記事を参考にしてガラスを用意。