【年末のご挨拶】ご質問の回答も添えて
こんにちは。だぶです(*^-^*)
2025年も、いよいよ最後の一日となりました。
三重も冷え込みが厳しくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私はご注文の品を仕上げながら、仕事納めに向けて制作に励んでいます(木枠のほうですが)
今年は、活動を覗いてくださる皆様、そして作品を手に取ってくださる皆様に、本当に支えられた一年でした。ほったらかしにしてしまった時期もありましたが、感謝の気持ちでいっぱいです。
さて、せっかくの年末ですので、最近ご質問をいただいた「猫のポット」の制作について、少しだけご紹介しますね。
◇猫の「目」と「鼻」のパーツについて◇
「あのパーツは銅テープを貼り付けてハンダをしているのですか?」という内容のご質問をいただきました。
猫のポットの目や鼻などの面積が小さいパーツは、一度別のガラス(透明ガラスの端材とかでいいです)の上に貼り付け、ハンダをしてから染色。剥がしてエポキシ樹脂で貼り付けています。
髭パーツも銅線で作った物でハンダ作業と染色作業を済ませたものを貼り付けたものになります。
理由は、完成した作品を拭いたりお手入れしたりする際、パーツが引っかかってポロッと取れてしまうのを防ぐためです。正直なところ「商品」として提供する以上、長く愛用していただきたいので、強度を第一に考えてこの方法を選んでいます。
(※別に自分のために家で使うだけだったら、髭だけエポキシ樹脂で目は直接貼り付けてハンダをのせて仕上げることもあります)
また、接着剤での貼り付けが「邪道かな?」と感じておられるような印象を受けたのですが、偉そうですがもっと自由にステンドグラスを楽しんでいいんだよ~ということをお伝えさせていただきました。
もし直接銅テープを貼り付けてハンダを乗せる場合は、「熱割れ」に注意が必要です。
・貼り付けている箇所だけを行う際はあらかじめそのピースをドライヤー等で温めておく。
・ドライヤー等で熱を入れる場合、対象のピースが大きい場合は中心ではなく、端から温めるイメージで熱を入れる。
・先にまわりのハンダ作業を行って全体を温めてからという制作工程を取るとドライヤー等で温める手間を省けることもある。
ちょっとしたコツですが、これで失敗の確率を大きく下げることが可能です。
とまあ本日はさくっとこの辺で。またちょこちょこと活動していきますので、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
それでは皆様、良いお年をお迎えください!
本日もお読みいただきありがとうございました(*^-^*)
2025/12/31
W3-Stained Glass