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 W3-Stained Glass

フレッチャーグリップ

フレッチャーグリップ

こんにちは、だぶです(*^-^*)

もう5月ですね~。GWですね~。

新しいことにチャレンジする方も増えていらっしゃるということで、書いていなかったような気もする道具の説明と補足をしてみようと思います。

今回補足説明をさせていただく道具はフレッチャーグリップという商品。スコア(ガラスカッターで入れた切れ目)をぴしっと走らせて割るみたいな工具のイメージですのでランニングプライヤーという工具の分類にあたります。

ランニングプライヤーとは別にブレーキングプライヤーというものがあり、そちらは割れをコントロールして使う工具といったようなイメージの物になります。

こちらのフレッチャーグリップは一応そちらの要素も含まれた(オプション金具がついています。後で紹介)工具にはなるのですがそちらのオプションは……ほぼ使わないです

ランニングプライヤーのセットアップ

フレッチャーグリップの紹介1

フレッチャーグリップのパッケージを開封すると色々出てきます。

フレッチャーグリップの紹介2

裏には説明書きがあるのでそちらを参考に組み立てることになります。

ふんふん、なるほど。わからん。

そういう声が聞こえてきそうです。

フレッチャーグリップの紹介3

↑こちらのセットが最初に書いたランニングプライヤーとして使うためのパーツになります。便宜上とりあえずAパーツとします。

フレッチャーグリップの紹介4

↑こちらはブレーキングプライヤー的な使い方をするためのパーツになりますが、正直使えないということではなく、パーツの付け替えが面倒なのでまずやらないです。こちらも便宜上Bパーツとします。

フレッチャーグリップの紹介5

ではAパーツのせっとです。本体の先に斜めに入った切れ込みがあるのでそこにパーツをはめ込むという感じになります。

フレッチャーグリップの紹介6

Aパーツには上パーツと下パーツとがあり、中心に膨らみがあるほうが下パーツになります。本体は白線があるほうが上側になります。

フレッチャーグリップの紹介7

正面から見てこのように左右に膨らみがあるほうが上側に。中心に膨らみがあるほうが下側に装着されていたら正解です。

フレッチャーグリップの紹介8

正しく装着されると上図の赤線で描いたようなテコの力がガラスに加わります。

フレッチャーグリップの紹介9

スコア(ガラスに切れ目をいれた箇所)に白線を合わせて握りこむと

フレッチャーグリップの紹介10

テコの力が加わりぺきっと割れてくれます。

注意点としては細いガラスを切る場合、テコの力がかからないため道具のパフォーマンスがでないことになります。

フレッチャーグリップの紹介11

手前からガラスのヒビをのばして割るような工具なので、握り込む箇所はあまり深い位置にセットしないでください。

とまあこのような感じでAパーツのセットアップは完了です。

せっかくなので一応Bパーツの説明をしておきます。

フレッチャーグリップの紹介12

Bパーツは上下とかないのでこのように気にせずはめ込むだけです。

フレッチャーグリップの紹介13

スコアを入れた線が見えにくいですが、その線と垂直に合わせてガラスをへし折ります。

フレッチャーグリップの紹介14

結果このように割れてくれます。

さきほどAパーツでは細いガラスを割る場合パフォーマンスがでないと書きましたが、そのような場合こちらのBパーツをセットして使うとうまくいきそうです。

フレッチャーグリップの紹介15

ただ、Bパーツと同様の仕事をしてくれるワニ口という工具がありますので、正直Bパーツにわざわざ付け替えることはないのです。

ということでフレッチャーグリップは直線割り、またはほぼ直線のライン割り用の工具として使って頂ければよいと思います。

それでは本日もお読みいただきありがとうございました(*^-^*)

2024/4/30