シルバー仕上げ→アンティーク仕上げの実験
こんにちは、だぶです(*^-^*)
今日はパティーナ処理、実験結果の紹介をしたいと思います。
内容は『シルバー仕上げで数ヵ月経過した作品を楽してアンティーク仕上げに染めたい』といった感じになります。
ふ~ん…といった具合になりますが実際やってみると酸化膜を取らないと綺麗に染まらないんですよねツイストワイヤーパーツなんかを使っていると無理!ってなります。
以前作った小物作品の色を変えたいと希望される方には「メラニンスポンジやスチールウール等で一回磨いてから染めなおしてください」と言っております。
言っておりますが…実際結構大変だしそれでもムラがでやすいです。
なんか楽にできないかな~と以前から考えていて、これいけるんじゃね?とちょっとよぎった事があって、今回はそれを試してみました。
実験開始
銅線やらアクセサリー金具の汚れやくすみ落としに『重曹+アルミホイル+適度な温度のお湯』に付けると落とせるという方法があります。
※シルバーアクセサリー等の黒く染色している箇所も取れるので試される方はしっかりと調べてから自己責任でお願いします。
これは調べたら情報がいっぱい出てくるし、私自身も昔からこのやり方を利用しておりました。
で、頭によぎった事っていうのは察しの通り、シルバー仕上げのステンドグラスでも流用できるんじゃない?といったことになります。
ということで実際試してみました。
まずは適当なアルミホイルと適量の重曹(こさじ1とか2とか)をいれました。
適当な量のお湯を投入。熱湯だとステンドグラスに影響があるかもなので少し水で割っております(80度くらいをイメージ)
今回のモデルの茶トラさんです。
去年の夏頃にシルバー仕上げで制作したものになります。
ワックスも以前塗ったままで白錆も出ていない、ハンダの面はちょっとくすんでいますが美品といった感じです。
ごめんね~(;一_一)
これを投入。一緒に別で使用予定の銅線パーツもいれております。
茶トラの方は変化が分かりにくいですが気持ち艶がでた??ってくらい。銅線パーツは色が綺麗な銅色に変わっているのが分かりますね。
数分したら湯から出して、ほんのり暖かいくらいで染めていきます。
狙いとしてはパティーナで染める際の反応を高めるためです。
結果は………しっかりアンティーク色に染まりました(*^-^*)パチパチパチ
まとめとしましては今回の実験はかなり想定どうりで上手くいきました。
これが上手くいくなら通常のパティーナ処理や放置していた作品のパティーナ処理とかでも活用できそうではありますね。あまりにも白錆が出ているのはちょっと無理かもしれませんが
再現性についてはこれからちょこちょこやって行こうと思います。
ただ、注意点としてはこれはあくまで1回の実験の結果でしかないので、試される方は自己責任でお願いしますね。
それでは本日もお読みいただきありがとうございました(*^-^*)
2024/2/24