国産銅テープ実験
明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します(遅
年末からインフルエンザか体調を崩してしまって、色々やろうと思っていましたが結局何もできずだらだらと過ごしておりました(^-^;
まあその間に国産銅テープについてちょっと考えていましたので私見になりますが書いてみようと思います。
使用感については以前書いた通りではありますが、今回紹介するのは以前でもほんの少しだけ触れたのですが国産銅テープのメリットについてです。
使ってみて感じているのは出来た作品の強度がエディコ銅テープで作った物よりしっかりしていることです。ちょっと芯がある感じで強度を感じます。
今回実験したのは加工した国産銅テープは補強材の代わりになるのかどうかといった内容です。実験用に貼り合わせてT字型に加工したものを作りました。
銅テープで作った作品は基本的に強度が弱いため、銅線や上の銅のストリップ(細い帯状のもの)で必要に応じて補強を行うことがあります。
貼り合わせた国産の銅テープはもしかしたらその手段の一つになるのではないか?といった妄想を確認したかったんです。
まずはエディコ銅テープで巻いたガラスピースの補強パーツとしてセットしてみました。
仮止めして~整えます。
完成!さて強度は…う~んないよりはまし?といった感じ。
一回分離してT字補強がない状態の強度を比べてみます。
いつもどうりのエディコ。少し力を入れるとたわんでしまう頼りない感じです。
やはりエディコ銅テープにT字補強パーツはないよりかは強いかな?といった感じでした。
一回全部銅テープも剥がして、剥がして。
今度は国産銅テープで巻いていきます。
ちなみに銅テープの厚みは書いておくと分かりやすいです。
ちなみについでですが、しっかり洗ったガラスをしっかり乾燥させると銅テープの食いつきが違います。
でさくっと国産銅テープで巻いたピースをハンダ付け。補強パーツは使っておりません。
結果としてはエディコ銅テープ+T字補強パーツありよりも強いです。やはり国産銅テープにハンダが乗ることでかなりしっかりするのが分かります。
では最後にもう一回分解してT字補強パーツをいれてハンダ付け。
国産銅テープ+T字補強パーツということですね。
結果は「おぉっ?」といった感じ。ちょっとにやけてしまうくらい強度が上がっているように感じます。すごいしっかりしております。
実験結果の数値が出るわけでもなし、まだまだ1回実験しただけですので「こりゃいいですよ」「おすすめですよ」なんてことはまったく言えないのですが、個人的にはちょっと色々試してみたいなと感じるくらいには面白い結果になりました。
あと補強材として見た場合、圧倒的に使いやすいなと感じております。
実際にどうやって使っていけばいいかなとか妄想すると、例えばこんなパネルデザインがあったとします。
黒い所がエディコを使って巻く箇所、赤いところが国産銅テープを使って巻く箇所とします。
内側中央の繊細な所は従来のエディコで作業をする。外周ボーダーで国産銅テープを使い、ちょこちょことT字補強パーツ等を入れ込み中央付近の補強も行う、みたいな使い方なんかどうでしょう。
とまあ参考になるかもしれないし、参考にならないかもしれないお話でした。
それでは本日もお読みいただきありがとうございました(*^-^*)
2024/1/17