ステンドグラス用光沢剤 ピカット
こんにちは、だぶです(*^-^*)
今回は完成したステンドグラスの最後の磨き上げとして使用しても良い光沢剤の紹介となります。業界的に新商品というわけでもなく、ずっと昔からあるものです。
ワックス効果もあり艶出しのフィニッシング剤として使う物なのですが研磨剤が含まれているためパティーナ処理をしている作品には基本的には使えない、お勧めされていません。
どんな作品にも手軽に使えるポリワックスという商品がフィニッシング剤としてあるため「どっちか一つ買うならどちらが良い?」となるとポリワックスを買っておくことをお勧めします。
じゃあなぜポリワックスがあるのにピカットを紹介するのか?
ということなのですが、パティーナ処理をした作品には使えないといいましたが(私は使うこともありますが…)、逆にパティーナ処理を必要としない作品にはピカットという商品、中々のパフォーマンスを発揮します。
磨き上げの作業はそれなりに大変ではありますが、研磨剤が含まれているためがんばって磨き上げるとハンダ面には光沢が生まれます。きめの細かい研磨剤を使っているのかガラス面にも使ってよいものなので心なしがガラス面も輝いて見えます。
中は少しゼリーっぽい?ハンネリペースト状のような感じです。
使い方は商品ラベルの裏面に「少量布等にとりハンダ面を光沢がでるまで磨きます」みたいなことが書いてあるのでがんばって磨きます(笑
布は黒くなったら綺麗なところで磨いてください。またすぐに黒くなります研磨剤が効いているということなので大丈夫です。
どこまでがんばってやるかってことは任意になりますが、ちょっと磨いた面を触ってみるとポリワックスとは違った手触りになっていると思います。
べたっとした感じではなくさらっとした仕上がり。
テラリウムなんかはクリアガラスを使用することが多いのですが、ポリワックスの油膜が少々鬱陶しく感じるのでテラリウムに関してはピカットを使用した仕上げのほうが好きだったりします。
ちなみにですが…当然磨いた面はフラックスも大半はこそぎ落としているしワックス成分もあり防錆効果もあるのですが、錆びがでないというわけではありません。
ポリワックスでも同様なのですが、時間経過とともに出てくる白い錆はフィニッシング剤がどうたらではなく、銅テープの内側に入り込んだフラックスが悪さをして出てきてしまうことが多いと思ってます。
結局錆をどうにか出ないようにこだわりたい人はフィニッシング剤ではなく前段階の洗浄についてもっと力を入れる必要があると思います。
洗剤に付け置きはなんかはそれなりに効果はあるのでお悩みの方は一晩くらい浸けておくと大分変るかもしれません。
今回ご紹介をしたステンドグラス用光沢剤 ピカットはステンドグラス材料販売SHOPにて販売をしております。
それではお読みいただきありがとうございました(*^-^*)
2023/07/13