紫陽花のお休みランプ-アレンジ制作編
GWに突入してしまったこともあり2週間ほど空いてしまいましたが、今回は前回言っていた紫陽花のお休みランプのアレンジ制作の紹介をさせていただきます。
平坦な場所に並べてそのまま制作をしても良いのですが、ちょっとだけ手を加えて立体的なアプローチを取り入れて見てはいかがでしょうかというお話です。
今回の紫陽花のカット済みキットではふんわりカーブ仕上げの台紙(と手引き書)をお付けしております。
その台紙を利用してハンダで仮止めをすればなんとなく立体的に仕上がります。
ただ、今回言っているアレンジ制作とはその先のお話になり、内容としては全体をふんわりカーブさせた上、さらに花びらごとの角度に少し手を加えます。
まあ是非やってみてください!というよりも制作に慣れてきて一歩進んだ物作りをやってみたい方はこういうやり方もありますよって感じです。
※注意点として今回の記事は一般的な作業モールドにおいての説明になるのですが、ふんわりカーブ仕上げの台紙はペラペラで作業性が悪いためページ下部のふんわりカーブ仕上げの台紙を使った場合の手順を参照してください。
使う物は上画像のようなものでコクヨさんで販売されているひっつき虫という商品。
本来はポスターなどを壁に貼り付けて綺麗に剥がせますよといったものになりますが、ステンドグラス制作においての仮止め品としてもわりと優秀です。
ランプモールドに貼り付けるステンドグラス用の商品もありますが、その辺の文房具品として販売されているのでお試しでやるには十分でしょう。
ちなみに百均に似た用途の物もあり、以前試してみた結果使えなくはなかったのですが…時間と共に硬くなってしまったため私はいまいちでした。ひっつき虫をお勧めしている理由はそのような劣化がほぼない(遅い?)ためです。
使い方は簡単でちぎって丸めて少し大きめのお米くらいにして図面にペタッと置いていきます。
今回は角度調整をしやすくするため花びらの尖端側に配置しています。
お好みの角度に調整しつつ花びらのガラスピースを軽く押し付けていきます。
葉っぱのピースや長細いピースは1点では安定が悪いので何箇所か配置します。
少し立体的に配置ができました。このまま動かさないように仮止めをしていきます。
止めやすいところをぱぱっと仮止めしてしまいます。どこから進めても大丈夫です。
立体的にすると葉っぱの処理が特に難しく感じるかもしれません。葉の尖端はずれていても問題ありません。
しっかりと仮止めが出来たらモールド、台紙から外してハンダを仕上げていきます。
ひっつき虫は繰り返し使えるので捨てないように(^^♪
ちなみに両面テープの上にひっつき虫を貼り付けると綺麗にはがれないので両面テープ+ひっつき虫の組み合わせはお勧めしません。
大体このような感じでしょうか。
今回はアレンジ制作の説明とさせていただくので後の細かいところは手引き書や過去記事を参考にしてください。
ふんわりカーブ仕上げの台紙を使った場合の手順
- 1,キットの袋からガラスピースがセットされた図面を取り出して銅テープを巻いていく。ばらけると分からなくなるため一旦元の位置に戻しておく。
- 2,もう一枚の綺麗な図面を取り出して平坦な場所でひっつき虫を設置する。
- 3,銅テープを巻いたガラスピースをお好みの角度でひっつき虫に押し付けて配置していく。
- 4,カット済みキットの袋からふんわりカーブ仕上げ用の台紙を取り出して組み立てる。
- 5,作った台紙の上に3で作った図面ごとそっと置きます。図面の両端はテープ等でとめておく。
- 6,仮止め作業。出来たら台紙から外してハンダを仕上げる。
といった具合の工程になります。
簡単に言うと「銅テープを巻いてセッティングをした図面ごと台紙に乗せる」です。
それでは今回もお読みいただきありがとうございました(*^-^*)
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2023/05/05