【カット済みキット】ステンドグラスコースター・丸型・クリア
こんにちは、だぶです(*^-^*)
今回はカット済みキットのステンドグラスコースター、丸形クリアカラーのご紹介となります。
上の黄色いポットはクリアカラーのステンドグラスコースターだけだとさみしかったので写真用に置いているだけです(;'▽')
上はアンティーク仕上げ、下はシルバー仕上げの見本です。
構成は360度を9分割して縁に使用した3種類のガラスと皿に使用したガラスの合計4種類のクリアガラスを使用した作品となっています。
特徴としては中心のピースの皿部分といいましょうか。そこを一段下げた作りにしているため、縁と地面との間に少し空間ができることでガラスの影が出る仕上がりになっております。
四角の簡単なコースターは現在販売させていただいておりますが、それよりも難易度は高くなっております。
カラーバージョン、バリエーションも増やしたいなと思っておりますがもう少し時間がかかりそうなので本日はクリアのみの紹介とさせていただきます。
見本品の使用ガラス
ガラスの入荷がやはり不安定のため、キットの使用ガラスは都合により変更する可能性があります。
とりあえず見本品で使用したクリアガラスの紹介だけ。
WH01(ハンマード)、WF01(フレミッシュ)は共にウィズマークのクリアガラスとなります。ダイナミックなテキスチャで影の映り込みが個人的に気に入っております。
SG-TC068、SG-TC182はサンゴーバンのパターンガラスとされるものです。コストパフォーマンスが優れており使いやすいのですが、4㎜規格のためガラスに少し厚みがあります。
制作工程
カット済みキットをご利用いただいている方に少しでも参考になる制作工程をお届け出来たらと思います。
こちらのキットには
- 図面2枚
- 制作の手引き
- カット、研磨済みのガラスピース
- 制作補助用のガラスチップが3枚
が含まれております。
作業は制作の手引きに沿って行うか、こちらの記事を参考に進めて頂ければと思います。
取り出すとこのような感じで並んでおります。
これらのガラスピースに銅テープを巻いていきます。
一枚巻いたら元に戻す、もしくはもう一枚の図面に並べていきます。
すべてのガラスピースに銅テープが巻けたらハンダ作業に入ります。
まずは仮止め作業です。
仮止めはこの作品で最も重要なポイントとなりますので注意が必要となります。
中央のピースと縁のピースは仮止めをせず、外周の縁同士のみ仮止めを行います。
縁のラインのみハンダを少し盛ります。勢い余って中央のピースにハンダが付かないよう気を付けてください。
縁だけハンダをしている状態ですので上の図のように縁がスポンと抜けると思います。
縁が抜けたら強度を少し作るため裏向けにして、表面と同様にラインに少しハンダ付けしておきます。盛り具合は盛っても盛らなくてもお好みで大丈夫です。
縁のパーツができたので皿のピースと一体化させます。
皿のピースを表面に置き、まわりに付属の3個のクリアガラスピースを置きます。
置く位置は縁のハンダのラインが当たらない位置です。上図で確認してください。
縁のパーツを表向きにクリアガラスピースの上に置き、皿のピースと位置を合わせてください。
問題がないことを確認してそっと仮止めを3~4点しておきます。
しっかりと段差ができました。
これで仮組みは終わりましたのであとはハンダが出来ていない個所を処理していきます。
段差のところはハンダの熱がたまりやすく抜けやすいので少し時間を置いて裏から、表からと冷ましながらハンダを整えてください。
最後に側面の処理です。丸形なのでこまめに回しつつ、ほんの少しハンダを盛るイメージで行うと見栄えの良い仕上がりになると思います。
難しいようならば薄く塗っておくだけでも問題はありません。あとは全体を確認して手直しが終了したらハンダ作業は終了です。
しっかりと洗浄をし、お好みの色で仕上げてください。最後にワックス処理を行い完成となります。
お疲れ様でした。(*^-^*)
まとめ
作品の難易度としては組み方のポイントさえ押さえれば難しくはないかと思います。
すこ~し立体作品?ですのでそういった難しさはあるかもしれません。
- 【カット済みキット】ステンドグラスコースター・丸形・クリアカラーの販売ショップはこちら。
- カット済みキットでは道具、消耗品(銅テープ、薬品、はんだ等)は含まれていないので別に用意する必要があります。ステンドグラスの材料販売、道具、消耗品等もこちらからどうぞ。
- ステンドグラスキットの一覧ページ。
- コンパクトサイズガラスで作られる方は記事を参考にしてガラスを用意。
- 制作の細かいポイントはStudyで確認をしてください。
それではお読みいただきありがとうございました(*^-^*)
2022/08/25