白クマのステンドグラス
こんにちは、だぶです。
カット済みキット、『吊り下げ、置き飾り・白クマのステンドグラス』をステンドグラスの材料販売用のショップに追加しました。
こちらは以前から登録している吊り下げ、置き飾り・クマのステンドグラスの色違いのようなもので、白いクマさんが服を着てピンクのリボンつけているといった感じです。そのままですが
クマさんのステンドグラスの制作工程の紹介をしていなかったので白クマバージョンの方で行いたいと思います。
見本品の使用ガラスのご紹介
ガラスの入荷が不安定なため、使用ガラスは都合により変更をする予定です。
ピンクのガラス、というよりもこのJYメーカーのガラスはもう入荷する予定はないと聞いていたのですが、最近入荷していたようなのでいずれ問屋さんに聞いてみたいところです。
とりあえず今回はこのようなガラスを使いましたよという紹介程度になります。こんなガラスがあるんだなといったくらいで見ていただければと思います。
制作工程
カット済みキットをご利用いただいている方に少しでも参考になる制作工程をお届け出来たらと思います。
こちらのキットには
- 図面2枚
- 制作の手引き
- カット、研磨済みのガラスピース
- 銅テープを加工した目と鼻のパーツ
- 吊り下げ用の銅線金具
が含まれております。
作業は制作の手引きに沿って行うか、こちらの記事を参考に進めてください。
すべてのピースに銅テープを巻いていきます。巻いたら元の位置に戻す、もしくはもう一枚の図面に並べてください。
すべてのピースに銅テープが巻けたら5mmの円に打ち抜いた目と鼻の銅テープパーツを顔に貼り付けます。
位置は図面を参考にしてマジックで印をつけ、その上に貼っていくとやりやすいんじゃないかなって思います。
目と鼻のパーツが貼れたらハンダ作業の工程に入ります。
まずはピースの位置を固定するため仮止め作業を行います。仮止めを行う箇所にフラックスを塗り点付けで仮止めを行います。隣接する箇所を1~2点ずつ止めていけば良いでしょう。
ただ仮止めを行ってからピースのずれを修正することは困難になるため、勢いで仮止め作業を行わず、一点一点意識をしながら進めていくことが大事です。
仮止めが出来たら全体にハンダを盛っていきます。気持ちふっくらとなる程度に盛り上げると見栄えの良い仕上がりと思います。
目と鼻のパーツはすこ~し意識をして他の箇所よりも気持ちハンダの量を増やしてあげると強調して分かりやすいかと思います。
※目と鼻のパーツは少し時間を置いてからポンとハンダを乗せるイメージです。
表面のハンダができたら裏面→側面→全体の整え作業と進めていくとよいでしょう。
お任せになりますが吊り下げ用の銅線金具を付けたい場合は裏面に入るタイミングで準備をしておきます。
吊り下げ用の銅線金具にフラックスを塗り、薄くメッキをしたような仕上がりになるようにハンダでコーティングをします。金具はとても熱くなるのでラジオペンチ等を使い、絶対に手で触らないように注意してください。
コーティングができたら下図のようにクマさんの耳の付け根のラインに合わせて仮止めを行います。
あとはぽろっと落とさないようにハンダをしっかりとつけ、裏面のハンダ作業を行います。
裏面のハンダ作業が終わったら側面のハンダも行います。
角度を変えつつポンポンと叩くようにほんの少しハンダを盛ると見栄えの良い仕上がりになりますが、難しいようなら薄く塗っておくだけでも良いでしょう。
最後に整えたらハンダ作業は終了です。しっかりと洗浄を行います。
水気を取ったらお好みの色でパティーナ処理を行い、仕上げにワックス処理をして完成となります。
あとはテグスを使って壁に吊るしてもいいし、別売りのアクリルスタンド等を使って光が入るように置いて飾っても良いと思います。
以上で制作工程は終わりです。
まとめ
作品の難易度としては単純な平面タイプの小物なので作りやすい部類に入ると思います。
置いて飾ると決めている場合は銅線金具は付けなくていいと思います。何かに立て掛けて飾ってても良いかとは思いますが、割れ物なので足があるほうが安心です。
- カット済みキット、『吊り下げ、置き飾り・白クマのステンドグラス』の販売ショップはこちら。
- カット済みキットでは道具、消耗品(銅テープ、薬品、はんだ等)は含まれていないので別に用意する必要があります。ステンドグラスの材料販売、道具、消耗品等もこちらからどうぞ。
- ステンドグラスキットの一覧ページ。
- コンパクトサイズガラスで作られる方は記事を参考にしてガラスを用意。
- 制作の細かいポイントはStudyで確認をしてください。
それではお読みいただきありがとうございました(*^-^*)
2022/05/02