BUFガラスについて
緊急事態宣言が延長となり三重県も対象地域ということでもうしばらく自粛気味の生活が続きそうです。ですが医療体制がひっ迫しているということもあり延長もやむを得ないといった感じですね。
さて今回は仕事で必要なガラスを仕入れた際、その一部をショップのほうにも追加いたしましたのでご連絡させていただきます。
追加したのは主にBUF(ブルズアイフュージング)のガラスになります。同心円マークが特徴的なアメリカポートランドにあるガラス製造会社です。
BUFのメーカーであるブルズアイ社は元々はBUという規格でステンドグラス用のガラスも生産しておりましたがフュージングやホットワークが可能なBUF(ブルズアイフュージング)という規格に一本化し始めたあたりからステンドグラス用のガラスの生産が減っていったと記憶しています。
まあ私がウロボロス系のガラスのほうが好みだったということもあり、その頃からあまり好んで仕入れることはなくなっていましたが…。
ただ現状としてBUFのカラーレパートリーは本当に魅力的で種類があり、世界的にも人気のある会社なので少しずつ販売リストに追加して行こうかなと考えていますが、ステンドグラス用として使うにはやはり問題点もあります。
ステンドグラスにBUFガラスを使用する際の問題点
(※個人的な感想を含みます)
1、多くのガラスがストライカー(ST)と呼ばれる熱を入れることによって本来の色合いに発色するという特性を持つガラスに切り替わっていった結果、ステンドグラス用としてはとても使いにくいものになったという点。
キャセドラル系(クリア系)のオレンジ、イエロー等のガラスも一度熱を加えてから使ってくださいねってなっちゃってそんなのは無理ですよね~。
2、テキスチャは特殊なものを除くと、シングルロールと呼ばれる表面が少し波打って艶やかな仕上がりのものとダブルロールと呼ばれる厚みが均一でフュージング用として使いやすく加工されたものがあります。
ステンドグラス用として使うにはシングルロールのほうが綺麗だったりしたのですがBUFの規格に一本化されたあたりからダブルロールの商品に切り替わった物が増えてしまったということが残念な点です。
3、あと品質が良い分コストがちょっと高い(笑
これはまあしょうがないですね
結局物をちゃんと確認したうえで使えそうなものは使っていこうといった感じです。
BUFガラスの販売について
うちでの販売サイズは単色ベースの0000番台~1000番台は約12cm×22cmのコンパクトサイズ規格での販売。×2サイズだと約24~25×22cmくらいでしょうか。
2000番台~3000番台の2色ミックス、3色ミックスの流れのあるガラスはUGヤカゲニーと同じようにコンパクトサイズ×2相当のサイズでの販売とさせていただきます。
以下、今回追加したBUFになります。
あとひそかに追加したUGグラスです(^-^;
一気にはできないので少しずつになるのですがBUFのガラスも徐々に増やしていきたいと思っています。よかったらたまにチェックしてみてください♪
それではお読みいただきありがとうございました(*^-^*)
2021/09/13