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 W3-Stained Glass

6面アーチ&クローバーのお休みランプ

6面アーチ&クローバーのお休みランプ(レッド)
6面アーチ&クローバーのお休みランプ(レッド)
6面アーチ&クローバーのお休みランプ(アンバー)
6面アーチ&クローバーのお休みランプ(アンバー)

ステンドグラスのカット済みキット、6面アーチ&クローバーのお休みランプのご紹介です。ツートンカラーのシンプルな6面フレア型のランプにツイストワイヤーとブルーグリーンガラスで作ったクローバーを添える仕上がりになります。

こちらの作品では多角形型ランプ作りの基本とステンドグラスのアップリケ(布等に限らず重ねるような手法をいいます)の勉強になるかと思います。余ったガラスを適当に組み合わせるだけでもできてしまうのでよかったら作ってみてください(*^-^*)

ちなみにこちらで販売しているコンパクトサイズガラスだと大体下の画像のような感じで切り分けができます。

※このガラスのサイズは約縦20㎝×横13.5㎝。

ガラスの取り

使用ガラスのご紹介

クリアのガラスで使用しているF-01は安定して入荷があり、綺麗なガラスということで採用。少し厚みがあるのがネックですが問題なく使用できます。ご自分でガラスを切って作られる場合、このガラスじゃなくても割となんでもいけます。

F-01

ツートンカラーの色見のあるほうで使用しているガラスはウィズマークのWF18lt(レッド)とココモのKCE137(ライトアンバー)の2種。どちらも光が入るとテキスチャが綺麗ですのでお好みのほうで作ってください。

WF18lt
KCE137

制作工程

カット済みキットをご利用いただいている方に少しでも参考になる制作工程をお届け出来たらと思います。これが絶対的なやり方というわけではないのでご自分の作り方と比べて取捨選択をしていけばよいかなと思います。

キットにはお休みランプの本体と金具、台紙に固定したガラスとワイヤーが入っています。ランプ本体と金具は横に置いといてガラスに銅テープを巻いていきます。

6面アーチ&クローバーのお休みランプの制作工程1

銅テープはブラックフォイルの3/16の幅を想定しておりますがF-01(クリア)のガラスの厚みが気になるようならばクリアは7/32で巻くとよいかなと思います。

6面アーチ&クローバーのお休みランプの制作工程2

銅テープが巻けたらはんだ作業の準備をしつつテープ類で多角形ランプの仮組みを行います。今回は分かりやすいようにマスキングテープでやりました。

裏返しにして並べて隣接している箇所をテープで止めていきます。ガラスは上よりも下側を意識して合わしていくようにしたほうが良いです。

細かいことですがあとで剥がしやすいようにテープを少し折り返して貼っています。ランプ上部からテープを剥がしていくことになるので折り返した箇所が上に来るように貼っていくとあとで楽ですね。

6面アーチ&クローバーのお休みランプの制作工程1
6面アーチ&クローバーのお休みランプの制作工程1

右端と左端をつなげると立体的に立ち上がり、まだ形をふわふわと変えつつもざっくりとランプの形を成してくれます。

6面アーチ&クローバーのお休みランプの制作工程1

次ははんだで仮止めを行い、形を固定していきます。下準備として真鍮製の6角座金を取り出し、ランプの中に入れ込み全体がなるべく正六角になるように調整します。

※真鍮の6角座金は形を作るために入れているだけなのではんだを付けないように注意をしてください。

6面アーチ&クローバーのお休みランプの制作工程1

まずはアーチの谷の部分にフラックスを塗りはんだを落とします。テープが邪魔なら少し下にずらすとよいでしょう。上部谷の箇所、6点すべて行いますが向きを変える際はランプを回すのではなく作業板を回していくことをお勧めします。

6面アーチ&クローバーのお休みランプの制作工程1

今度はランプ外側から下部分を仮止めします。角度的に少し付けにくいのでコツとしてこてを少し冷やしてからはんだの玉を押し込むように付けるとよいでしょう。とりあえずつけばごてごてとしてても大丈夫です。

もしくはランプ内側の6角座金をはずし内側から止めてしまいます。こっちのほうが格段に楽でしょうか。

6面アーチ&クローバーのお休みランプの制作工程1

座金を取り出しランプ本体を逆さに置きます。軽く仮止めしたものの、まだ形は変わるためそっと行ってください。

6角座金の突起部分がランプの中に入るように逆さにいれ位置を合わせます。突起部分がランプが完成したときの正面と背面になりますが現在は気にしなくても大丈夫です。

6面アーチ&クローバーのお休みランプの制作工程1

座金とランプ本体をはんだで付けてしまいます。座金はとても熱くなるので火傷をしないように十分に注意をして作業を行ってください。

6面アーチ&クローバーのお休みランプの制作工程1

座金を付けたことで全体がしっかりとしたことがわかると思います。大きなランプの場合は様子を伺いつつまだ補強しながらの作業になりますが小さなものはこれで十分です。

内側、外側とはんだを行います。内側はあまり盛る必要はありませんが外側はふっくらかまぼこ状になると見栄えがよいのでそれを目指してみてください。

ただ溶けたはんだが下に抜けてガラスに直接落ちると熱割れを起こすこともあるため、中にいらないタオルでもいれておきます。

※立体のはんだはいかに水平を作るかということと、熱の管理、常に冷ましながら作業を行う事が大事です。

6面アーチ&クローバーのお休みランプの制作工程1

最後に上部と手直しでランプ本体のはんだはとりあえず完成です。次はクローバーを作ります。

6面アーチ&クローバーのお休みランプの制作工程1

ツイストワイヤーをはんだでコーティングします。フラックスを塗り、ごてごてでよいので塗り残しのないようにはんだでメッキ状にしてください。最後にもう一度フラックスを塗り、余分なはんだを上から下に溶かすように落としてあげると艶やかな仕上がりになります。

クローバーの葉の箇所は塗り残しのないように普通にはんだをするだけですが、裏は薄くしておいたほうが良いかなと思います。最後にワイヤーと葉をなじませてクローバーは終了。

ランプ本体とクローバー共に軽く一度洗っておくとすっきりすると思います。

6面アーチ&クローバーのお休みランプの制作工程1

ランプ本体にクローバーを固定します。

超重要ですのでしっかりと確認してください。

正面のクリアガラス面にクローバーを付けることになるのですが、3面あるクリアガラスのうち正面になる面はすでに決まっております。

ランプの内側から座金を見てもらい、突起のある個所とクリアガラス面が一致している面が正面になります。

なんかよくわからなければ白いランプソケットにはめ込んでいただき、正面になるクリアガラス面にマーキングしておくとよいでしょう。

正面のクリア面にクローバーをお好みの位置に合わせて頂き、ポイントはんだで固定をしていきます。

あとこれはやってもやらなくてもよいのですが、私はアップリケ(重ね技法)をする時はメモ用紙を二つ折りか四つ折りにした紙を挟んだ状態ではんだで固定をしていきます。

理由は二つ。

パティーナで染めるときに隙間がないと液が入らないという点と隙間がないと洗った際に入る水がしばらくとれないことが多いためです。

良かったら試してみてください!

6面アーチ&クローバーのお休みランプの制作工程1
6面アーチ&クローバーのお休みランプの制作工程1

下に飛び出したツイストワイヤーが気になるようならば適当な位置をニッパーで落としておくとよいでしょう。これではんだの作業は終了となります。中性洗剤でしっかりと洗っておきます。

6面アーチ&クローバーのお休みランプの制作工程1

仕上げの染色作業はお好みで行い、ワックス処理をして完成となります。

6面アーチ&クローバーのお休みランプの制作工程1

これで一応作業工程の説明は終わりですが、たまに仕上げ作業について聞かれることがあるので近いうちに補足記事でも書こう思います。

それでは本日はお読みいただきありがとうございました。

まとめ

  • カット済みキットでは道具、消耗品(銅テープ、薬品、はんだ等)は含まれていないので別に用意する必要がある。キットはこちらから
  • コンパクトサイズガラスで作られる方は記事を参考にしてガラスを用意。