ありがとね
6月24日の22時過ぎくらいに我が家(主に私のかな;;)の愛猫が天国に旅立ちました。享年19歳くらいだと思うんですが色々あやふやで詳細はわからないという始末。
元々捨て猫で妹がどこかで拾ってきたものを実家に預けたという経緯なのですが、僕が初めて会った時にはまだ手乗りサイズで可愛かったのを覚えています。小さいなりで竹輪に食らいついている姿が面白くて写真を撮っておけばよかったなーってくらい笑かしてもらいました。
さみしがり屋でよく家から抜け出して作業場に遊びに来ていました。
人を暖房器具扱いしてよく乗っかってきてました(こっちも暖かいけど。そして重い)
よく食べるからやはりちょっと太り気味でした。
「妊娠してるの?」とか言われていました(笑
頭をなですぎるとなぜか噛んできました。
餌が欲しい時は爪をひっこめた手で僕の顔をはたいて起こすという新技を習得していました。
そんな自由気ままで猫らしい猫でした。
晩年はお口が少し匂うようになり歯周病かな?と心配していましたが、たぶんそのころから硬いものを食べれなくなっていたかもしれません。缶詰を買ってきても割と美食家なのかあまり好んでは食べませんでした。チュールやシラスなんかは大好物でしたがそればっかりあげれませんしね…。
老いもあるのでしょうが3日、4日前から急に餌を食べなくなり、免疫が弱くなったせいか右の頬が腫れ出し、毛並みもばっさばさでヨタヨタと歩く姿は明らかに覇気がなく、よぎったのは"死が近い"ということでした。
昨日今日と予約の生徒さんもいなかったため仕事もせずにずっと猫と一緒におりました。撫でてやると気持ちよさそうにしてくれていましたが、それでも苦しいのか涼しい場所を求めて転々と場所を変えていました。
3時間ほど寝落ちしててはっと気が付いたら姿が見えなくて焦って探し回りましたがなんてことはない、カーテンの裏で座って佇んでおりました。もう、返事してよねと;;
あと返事と言えばうちの猫はしゃべりかけると尻尾で返事をしていました。猫全般そうかもしれませんが(笑
名前を呼ぶと尻尾をゆっくり2回ほどふりふり、「大丈夫?」と聞いてもふりふり。
「ありがとね」と言ってもふりふり。なんか勝手に泣けてくる;;
偉いものでトイレもちゃんと起き上がってえっちらおっちらと歩きつつも向かっていました。猫砂ケースのちょっとした段差がきつかったのか途中で漏れちゃっていましたがそんなことはどうでもよいのです。
22時を過ぎた頃からか口が開いて呼吸が荒くなり、それから最後の時まではすぐでした。ほんとに頑張って生きました。
別れの瞬間はつらかったですが……それでも最後を看取れてよかったです。
レオ、今までありがとね