スノーフレークサンキャッチャーのキット
スノーフレーク・サンキャッチャーのカット済みキットのご紹介です。
サンキャッチャーは太陽の光をキャッチする飾り物という意味合いで窓辺等に吊るす小物のことを指します。
デザインはスノーフレーク、雪の結晶をイメージしたものでカットしたガラスと装飾ワイヤー、中央にクリアのグラスナギットを組み合わせた構成になります。
色ガラスはブルー、グリーン、レッド、バイオレットパープルの4種類から選び、クリアガラスとナギットガラスは共通です。
カット済みキットのみの販売となります。
使用ガラスのご紹介
F-01、SP100RW、KR006が今回共通で使用したクリアガラス3種になります。SP100RWは今回ショップで新規追加した商品になりますが、こちらも例のごとく在庫がなくなり次第、オーシャンサイドグラスタイル製のSPFシリーズに変更されます。
中央のナギットはイリデセント(IRと表記される)と呼ばれる玉虫色に輝く金属膜のコーティングが施されたクリアを使用しています。
最後に各色の濃淡で使用をしたガラスの紹介です。
ブルーではウォーターテキスチャのSP136Wとケルティック模様がキラキラと光るKCE389のコンビ。
グリーンではウォーターテキスチャのSP523-2Wとポコポコとした凹凸が特徴のEM-4904のコンビ。
レッドでは少し波打ったテキスチャーが特徴のラフロールのSP151RRとポコポコとした凹凸が特徴のEM-4568のコンビ。
最後にバイオレットパープルではウォーターテキスチャが特徴のSP543-2Wとポコポコとした凹凸が特徴のEM-4218のコンビ。
組み合わせはこれがベストとかそういうことではないのでご自分でカットをされて作られる場合でも手持ちのガラスを組み合わせて作ればいいかなと思います。
制作工程
カット済みキットを想定した制作工程を簡単に紹介しておきます。
まず開封されるとこのような状態です。
すべてのピースに銅テープを巻いていきます。だいたいのガラスは厚みが3㎜規格なので3/16の銅テープで巻いていくとよいでしょう。
F-01は4㎜規格なので3/16の銅テープだとかなりぎりぎりになります。7/32の銅テープで巻くとちょうどよいサイズで巻けると思います。
グラスナギットにも銅テープを巻きます。このサイズのナギットだと5/32の銅テープくらいで巻くとちょうどよいのですがお持ちでない方のために簡単に代替え方法をご紹介しておきます。
まず3/16の銅テープを7㎝くらい(ナギットに巻ける長さ)で一度切ります。3/16の銅テープの幅は約4.8㎜で、約1㎜くらいをハサミで切り落とすと5/32の銅テープの幅に近くなります。これくらいで巻くと銅テープがだぶつくことなくナギットに巻けると思います。巻いた後余分な銅テープを切り落とし、しわをヘラで伸ばしてください。
すべてのピースに銅テープが巻けたらはんだ作業に入っていきます。
先に装飾ワイヤーパーツにはんだでコーティングをしておくとよいでしょう。とても熱くなるので必ずラジオペンチ等で銅線を持ってください。
特殊な工程になりますがすべてのピースの銅テープをはんだで塗っておきます。あとでポイントはんだだけで組むだけになるので楽になります。
ガラスピースを元の位置にもどして組んでいきます。ガラスピースとナギットとの隣接箇所をはんだで止めます。
ワイヤーを図面を参考にして置き、ポイントはんだでとめます。ナギット付近をしっかりとめることで強度が上がります。
吊り下げ用の金具も取り付けておきます。
すべてのワイヤーを固定したら裏面を整えます。接地していた箇所のはんだ面を軽く溶かしてきれいにします。これではんだ作業は終了です。
きれいに洗浄後、任意の色で仕上げてワックス処理を行います。処理後に吊り下げ紐を付けたら完成となります。
それではお読みいただきありがとうございました!
まとめ
- カット済みキットでは道具、消耗品(銅テープ、薬品、はんだ等)は含まれていないので別に用意する必要がある。キットはこちらから
- コンパクトサイズガラスで作られる方は記事を参考にしてガラスを用意。