2輪のハイビスカス、サンキャッチャー
赤い2輪のハイビスカス、サンキャッチャーのカット済みキットのご紹介です。透明系ガラスで構成しておりますので窓際に吊り下げて飾っていただくと綺麗に色が出ると思います。
こちらはご自分でガラスカットをしていただく通常キットも別に用意しようと思いますのでよかったら制作してみてください(*^-^*)
![窓際に吊るされた2輪の赤いハイビスカスのステンドグラス](picture/20200320k.jpg)
使用ガラスのご紹介
今回使用しているガラスは5種類です。花びらは赤色のガラスSP151RR、花芯は黄色のガラスSP161RRを使っています。葉っぱはウィズマークのイングリッシュマッフルを選択。単調にならないように3種の色を使いました。
制作工程
制作工程を簡単ですが紹介させていただきます。
こちらはカットと研磨が済んだ状態のガラスピースです。カット済みキットではガラスを図面に軽く貼り付けている状態で送らせていただいております
![ハイビスカス制作工程1](picture/20200320a.jpg)
1枚貼っては元の位置に戻すを繰り返し、すべてのピースに銅テープを巻いていきます。画像では3/16のブラックホイルで巻いておりますが、もう少し細いラインを出したいならば5/32の銅テープで巻いても良いでしょう。
![ハイビスカス制作工程2](picture/20200320b.jpg)
すべてのピースに銅テープが巻けたらはんだ作業に入ります。まずは適当な位置に仮止めをしていきます。カット済みキットの場合は図面にガラスを軽く貼り付けているため、この作業が必ず必要というわけではありません。
![ハイビスカス制作工程3](picture/20200320c.jpg)
はんだを盛っていきます。表→裏と作業をすすめていきます。
![ハイビスカス制作工程4](picture/20200320d.jpg)
![ハイビスカス制作工程5](picture/20200320e.jpg)
忘れないうちに吊り下げ用金具に、はんだをコーティングしておきます。こてで軽く熱したあとフラックスを塗るとはんだが流れやすいです。
![ハイビスカス制作工程6](picture/20200320f.jpg)
金具は一時置いといて側面の作業に入ります。側面には、はんだをほんの少しだけ盛るイメージで作業を進めるとよい仕上がりになると思います。水平も意識をしないと流れてしまうので注意が必要です。
![ハイビスカス制作工程7](picture/20200320g.jpg)
裏→表→側面→手直しが完了したら先ほどコーティングしておいた金具を本体に取り付けます。あとで取れないようにしっかりと付けておきます。
![ハイビスカス制作工程8](picture/20200320h.jpg)
はんだ作業が終わったら中性洗剤とスポンジを使ってしっかりと洗浄をしてください。スポンジは必ず食器洗い用と分けて行ってくださいね!
![ハイビスカス制作工程9](picture/20200320i.jpg)
洗浄を終えたらしっかりと水分を拭きとり、パティーナ作業に入ります。
パティーナは任意の色で大丈夫です。迷ったら黒で!
![ハイビスカス制作工程10](picture/20200320j.jpg)
染めたらワックス処理をして余分な油分を拭きとり完成となります。付属の麻紐を吊り下げ用の金具に結んでいただき飾ってください!
光が入ると綺麗に色がでますよ~(*^-^*)
![ハイビスカス制作工程11](picture/20200320l.jpg)
白っぽい壁にならば飾っていただいても色は出るかと思います。ご自分でカットをして作られる方は壁掛けなら不透明系のガラスをチョイスするほうが良いと思いますがその辺はご自分の判断で!
それでは今日はこの辺で!ありがとうございました~。
![ハイビスカス制作工程12](picture/20200320m.jpg)
まとめ
- カット済みキットでは道具、消耗品(銅テープ、薬品、はんだ等)は含まれていないので別に用意する必要がある。キットはこちら
- カットしていない通常キットも販売予定
- コンパクトサイズガラスで作られる方は記事を参考にしてガラスを用意。