ステンドグラスのコースター
コンパクトサイズガラスで作れる小さなステンドグラスのコースターのご紹介。小物を飾る台として使っていただけるような大きさになっております。
![ステンドグラスのコースターとインテリア小物](picture/20191026a.jpg)
※熱いティーカップ等を置いて使うようなことは想定していませんのでご注意ください。
引き立て役だけども…
ステンドグラスのコースターは光を通さないので実際それ単体で綺麗というものではないかもしれません。ですがステンドグラスがあるな、という雰囲気は伝えられるものです。
引き立て役だけど自分だけの空間作り。そんな小さな楽しみですがやってみてはいかがでしょうか。
![ステンドグラスのコースターとインテリア小物](picture/20191026b.jpg)
![ステンドグラスのコースターとインテリア小物](picture/20191026c.jpg)
![ステンドグラスのコースターとインテリア小物](picture/20191026d.jpg)
使用しているガラスの紹介
使用しているガラスのご紹介です。クリア系のガラスは共通でフローラガラスクリア(F-01)を使用しています。自分で作られる場合は手元にあるガラスでよいと思います。F-01を使った理由をあげておくと厚みが4㎜規格でしっかりしていて凹凸のあるテキスチャのわりには高さが均一で置きやすかったからです。
![クリアガラスF-01](picture/20191026e.jpg)
ブルータイプ
- ライトブルー(SP130.8W)
- ターコイズブルー(KW384)
- ブルー(SP132W)
アンバーレッドタイプ
- ピーチピンク(EM4568)
- アンバー(EM4916)
- レッド(SP151RR)
グリーンタイプ
- ライトグリーン(SP528-1W)
- ブルーグリーン(SP523-2W)
- グリーン(SP123RR)
ステンドグラスコースターの制作工程
ガラスカットからされる人は定規でしっかりと寸法を取ってカットと研磨を行います。3色のガラスチップ周りが大きくなりがちなのできも~ち小さめに作ると銅テープを巻いた時にすっと収まりやすいです。
![ステンドグラスのコースター、カットと研磨済み](picture/20191026o.jpg)
カットと研磨作業が終わったら銅テープを巻いていきます。銅テープ作業を丁寧に行うならば4㎜規格のF-01には7/32の銅テープを、厚みのあるカラーガラス以外は3/16の銅テープで巻いていくとよいでしょう。
カット済みキットの場合はこちらの作業から行うことになります。
![ステンドグラスのコースターに銅テープを巻く](picture/20191026p.jpg)
はんだ作業に入ります。フラックスを塗って位置調整を済ませたら全体を動かないように仮止めをしていきます。
![ステンドグラスのコースター、はんだ作業仮止め](picture/20191026q.jpg)
仮止めがおわったら表面はしっかりと盛り上げていきます。表面の外周は薄く塗っておきますが側面は最後に整えるのでまだやらなくて大丈夫です。
![ステンドグラスのコースター、はんだ作業盛り上げ](picture/20191026r.jpg)
裏面のはんだ作業をします。今回はコースターなので裏面はなるべくフラットなほうがかたつきが少なくてよさそうなので、あえてはんだは盛り上げないように薄~くしておきます。
![ステンドグラスのコースター、はんだ作業裏面の処理](picture/20191026s.jpg)
表裏のはんだ作業が終わったら最後に側面を整えておきます。ぽんぽんと軽くたたくように軽く盛っていくと綺麗な仕上がりになります。フラックスは忘れずに!
![ステンドグラスのコースター、はんだ作業側面の処理](picture/20191026t.jpg)
はんだ作業が終わったら中性洗剤でしっかりと洗いフラックスをなるべく除去しておきます。水分を取ったらお好きな色に染め上げてください。シルバーのままでいくならしっかりとからぶきをして磨いておきます。
![ステンドグラスのコースター染色作業](picture/20191026u.jpg)
最後はワックス処理をして完成です。余計な油分を拭きとって飾ってみてくださいね
(*^-^*)
![ステンドグラスのコースターワックス処理](picture/20191026v.jpg)
まとめ
- コンパクトサイズガラスで作られる方は記事を参考にしてガラスを用意。
- カット済みキットは道具、消耗品は含まれていないので別に用意する必要がある。
- コースター・ブルータイプのカット済みキット
コースター・アンバーレッドのカット済みキット
コースター・グリーンタイプのカット済みキット