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 W3-Stained Glass

ブルー系の12面ポット

コンパクトサイズガラスで作れる小物のご紹介をしていこうと思っていまして、今回からたまに記事にしてみようと思います。

とりあえず1回目はお部屋のアクセントとして綺麗に飾れるステンドグラスミニポットの製作工程をピックアップしてみました。技術的な詳細はStudyで確認していただければと思っています。まだ全然できていませんが;;

また、ガラスカットなしで銅テープ巻きから始めれるカット済みキットとしても追加しておこうと思います。

ブルー系のステンドグラス12面ポット
ステンドグラス12面ポット・小物入れ・
ブルー&ブルーバイオレットビーズ
¥2,970
ブルー系のステンドグラス12面ポット

12面ポットの製作工程

※色の選択や配列などは基本的に自由に作ってもらって大丈夫なんですけど今回説明の都合上そういう並びということにさせていただきます。

今回使っているガラスは3種類+底のガラスで1色目はディープアクアブルー(SP533-3RR)(現在はEM-4929に変更)、2色目はライトブルー(SP130.8W)、3色目はフローラガラスのクリア(FL-01)です。

3枚のガラス

図面によると1色目がガラスピース3枚、2色目がガラスピース6枚、3色目がガラスピース3枚。

ということはディープアクアブルーが3枚、ライトブルーが6枚、フローラガラスクリアが3枚ということですね。

12面ポットの図面

ちなみに旧スペクトラム社のSP533-3RRは在庫がなくなり次第一旦廃盤になります。そしてオーシャンサイド・グラスタイル製SPF533-3RRとしていずれ入荷される予定とのことです。

ステンドグラスは海外からの輸入品となっていますのでガラスがないときはまったく在庫がなくなります。なかったらないで諦めて違うメーカーに目を向けていくしかないのが現状です。

例えばSP533-3RRがなくなったらココモというメーカーのK316というガラスを利用してみてもいいかもしれません。

K316とSP533-3RR
左K316、右SP533-3RR

底のガラスは余っているクリア系のガラスを適当に使うといいと思います。

今回使っているのはSP100CC

コルシカというかわいい呼び名のテキスチャです(笑

SP100CCのガラス

使用するガラスが決まったら型紙で型を取ってガラスカットと研磨作業を行います。カット済みキットの方はガラスカットと研磨作業が終えた下の画像の状態からのスタートいうことになります。

ガラスカットと研磨作業を終えたガラスピース

銅テープを巻いていきます。だいたいのガラスは3㎜厚規格で3/16の銅テープを使えば問題ありませんが、F-01は4㎜厚規格のガラスなので3/16の銅テープでは少しきびしいため7/32の銅テープを使用するほうがよいです。

フローラガラスクリアに銅テープを巻いている

すべてのピースに銅テープが巻けたら仮組みをしていきます。

まずは並びに注意して裏側からそれぞれのピースをセロハンテープ等で仮止めをしていきます。

銅テープを巻いたガラスピースの仮組み

両端もつなげると図のように立ち上がる形になるはずです。

銅テープを巻いたガラスピースの仮組み

底のピースを放り込んでおきます。カットの都合で少し大きくなってしまった場合などでもポットのフォルムが作りやすいため入れておくといいでしょう。

仮組み状態の12面ポット

綺麗な円になっていない時は何かで軽く形作るといいでしょう。今回はクラフトテープの芯があったのでこれで形を維持しました。カットができる環境ならばガラスをカットして作ってもいいですね。

仮組み状態の12面ポット

形が崩れないように全体をはんだで仮止めしていきます。上下1点ずつ止めていくといいでしょう。

注意点としてはセロハンテープを溶かすとあとで剥がしにくいため、溶かさないように少し剥がしながら仮止めを行うほうがよいです。あと底のピースはまだ仮止めをしないこと。下部を仮止めしている時にくっつけないように気を付けてください。

12面ポットをはんだで仮止め

側面の仮止めが終わったら底のピースも仮止めを行います。これを仮止めすると全体の強度が少しあがるため作業がしやすくなります。

底のピースは現在地面にべたっと置いている状態、もしくは地面にものっていない状況かもしれませんが、どちらにしてもはんだをする際は側面から一段下げた状態、下の図のように一段下げた形ではんだを行います。

底のピース取付の解説図面

底を付ける方法はどんなやり方でもいいのですが、私は基本的にテープで"渡し"を作って高さ調整を行い、いい位置で仮止めをしてからテープをはがします。

また仮止めが終わりなので内側のセロハンテープ等も剥がしておきます。

12面ポットの底付け

全体のはんだ付けをしていきます。常に水平を意識して行うことが大事です。

12面ポットのはんだ付け

本体がひと段落したらワイヤー箇所を取り付けます。23~25㎝程のワイヤーを加工していますが、正直むずかしいのでなかったらないでも問題ありません。

カット済みキットの方は付属品として付けておりますが、ご自分でカットをされて作られる方はこちらの12面ポット・ブルー用ワイヤー&ビーズを利用いただければと思います。

ワイヤー加工

ワイヤーを塗り残しのないようにはんだ付けをします。とても熱くなるためラジオペンチ等を必ず使ってください。木の作業板も焦げてしまうのでうちではおせんべいのふた等を使っています。

作業のコツとしてはこまめにフラックスを付けてたっぷりと溶かしたはんだで一通りコーティングをし、最後にもう一度フラックスを塗って残っているはんだを上から溶かすように流していくと薄くコーティングされた状態にすることができます。

ワイヤーにはんだ付け

ポットにワイヤーを付けます。下の画像を参考にしてもらって二か所はんだで止めます。こちらの作業もとても熱くなるので火傷に注意をしてください。

12面ポットにワイヤーをつける
12面ポット完成

ワイヤーを付けしっかりと洗浄をし、ワックスを付けたらとりあえず本体の完成となります。適度なワックス処理後、余分な油分はキッチンペーパー等で拭きとってもらいワイヤー部分にビーズを取り付けます。

ガラスビーズはラジオペンチでCカンをひねって取り付けて本当の完成となります。

まとめ

12面ポット